ロボット開発職
技術研究開発本部
渡邊 健士
2007年入社
工学研究科機械工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)
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物流システムの
ロボティクス製品開発に従事オカムラに入社。物流システムマーケティング部製品開発担当として配属。ロボティクス製品開発に従事する。自律分散型天井搬送ロボット『Smart Hawk』がデビュー作。その後、立体自動倉庫型パレット搬送ロボット『CYBISTOR』シリーズの研究開発から製品化までを経験。
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新たな物流自動化ソリューションの
コンセプト創出から社会実装までを経験ハイブリッド型物流自動化ソリューション『PROGRESS ONE』の研究開発を開始。ディープテック系社内スタートアップとして、コンセプトの創出から技術研究開発、ビジネス開発、社会実装まで一貫して携わり現在に至る。
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知識と経験が増え、
提案営業の楽しさを実感新部署として、2025年に技術本部PROGRESS ONE開発部が発足。翌26年に生産本部技術研究開発本部製品技術開発部ロボティクス開発室長となる。チームのビジョンを指し示しつつ、自らも仲間と一緒になって動くプレイングマネージャーとしての日々を送っている。
オカムラで実現したいこと
人が活躍できる可能性をロボティクスによって広げたい
ロボティクスによって、人が活躍できる可能性を広げる――それが、私のロボティクス研究開発の原点です。AIやロボットが得意なことと、人間が得意なことは違います。しかし、世の中のAIやロボットに対する捉え方は、人間が担ってきたものをいかにAIやロボットに代替させるかという方向性が主流です。しかし、私はどちらかに置き換わるのではなく、AIの頭脳、ロボティクス(身体)、人間の判断や感情を統合して、人と協働する時代になると思っています。
私はその中で、人が場所や時間、身体的な制約に縛られず、自分らしく働き続けられる世界を実現したい。そのためのインフラをロボティクスやAIを通じてつくっていきたいと思っています。
日本では、労働力不足が大きな課題になっています。一方で、働く意欲や経験を持ちながら場所や身体的な理由によって十分に力を発揮できない人もいます。例えば、子育てや介護によって時間や移動に制限のある人、身体的理由によって思うまま出歩くことができない人など、枚挙にいとまがありません。しかし、そのような人たちでも遠隔操作であれば自宅にいながら仕事ができます。人が対応できない時間は基本的にロボットが自律的に稼働してくれる。これによって場所や時間の制約から開放されます。その入口として、ハイブリッド型物流自動化ソリューションの研究開発を進めていますが、その先には物流に限定せずに、自分らしく働き続けられる世界を実現するためのインフラをつくっていきたいと思っています。
入社を決めた理由
そしてサックス奏者で悩み、オカムラへ
博士号を取得したとき、アカデミックの道か、企業へ就職するか、音楽家としてプロサックス奏者を選ぶかで悩みました。学部生のときにプロのジャズサックス奏者に弟子入りして、博士課程のころは研究と演奏活動を両立した生活を送っていたためです。最終的に、専門分野である知能機械システム(AI・ロボティクス・人)を実社会に貢献できる産業にしたいという思いに至り、縁をいただけたオカムラに入ることを決めました。
現在の仕事
技術と感性で感動を与える未来を実現
シンプルにいえばロボットの研究開発ですが、その背景にあるのは、人の身体性や創造性を失わせるのではなく、「人」と「AI」を融合させて可能性を拡張していくこと。そして、技術と感性で人に感動を与える未来を実現したいです。そのために、コンセプト創出から研究、製品開発、事業を横断してゼロから形にすることをやってきました。
仕事のやりがい&魅力
取り組む過程そのものがやりがい
私は長くジャズの即興演奏を続けています。研究開発とジャズは、自分の中ではとてもよく似ています。正解が決まっていない中、周囲の音を聞きながら瞬間的に判断する。一人で完成させるものでもなく、それぞれの個性や強みを活かしながら全体として音楽、世界観をつくる。研究開発もアイデアを種へと広げ、目的を仲間で共有して一緒に目を輝かせながら取り組んでいく。そのアプローチそのものがやりがいになっています。
仕事の大変なところ
挫折を乗り越え進み続けるしかない
難しさは技術的にも組織的にも前例のない道を進むところです。最初は社内のガレージから一人で研究開発をスタートさせていて孤独な作業も多かったです。手間暇かけたものが没になったことも一度や二度ではありません。数えきれないほどの挫折も経験しています。そこから一人二人と仲間が増え10年経った今、間もなく世の中に出るところまでくることができました。
成長を感じた体験
その気持ちを成仏できたとき
日々、失敗とそれらを反省する毎日です。成長しているのかという自分に対する疑問もあります。全然、足りていないという思いも強いです。何も成し遂げられていない、というのが正直な気持ちです。自分と仲間が取り組んできた成果がしっかりと形になり、世の中に受け入れられたときに、この気持ちが成仏するのかもしれません。
オカムラってどんな会社?
後押ししてくれる会社
オカムラには、肩書や部署を越えて挑戦を後押しする文化があります。私自身も、製品にも事業にもなっていないアイデアを提案し、多くの方々(経営層・上司・同僚・協力会社様・共同研究開発先様・お客様等)の協力を得ながら形にしてきました。そういう挑戦を実際の研究開発につなげられていることは、オカムラという環境の面白さの一つだと思います。
私の好きな空間
我々のロボティクス研究室です。映画『I,ROBOT』と、JAZZ ClubのBlue Note東京からインスパイアされた空間をつくりました。



