ワーク&ライフクリエイション事業本部
2018年入社/バイオニクス学部卒
CAREER
EPISODE
オカムラで働く醍醐味
コロナ禍を経験したことで
仕入れ先の確保の重要性を再認識
コロナ禍によって長年お付き合いしてきた協力会社が操業停止や廃業に追い込まれる事態が発生しました。板金部材は協力会社で加工してもらったものを調達しているため、代替の製作はどこでもいいというわけにはいきません。必要な設備や人員、加工技術を備えた企業でなければ対応できないためです。必要な加工品の図面や金型を集めて、地場の協力会社と何度も打ち合わせを重ねながら、緊急対応での製作を依頼しました。各社の設備状況や生産能力を確認し、どの部品なら対応可能かを一つひとつ擦り合わせながら、調達体制の再構築を進めました。また、工場の方々とも密に情報共有を行い、必要な資材の優先順位や納期について細かく調整を重ねました。限られた時間の中で関係者が一丸となって対応した結果、生産への影響を最小限に抑えることができました。この経験を通じて、改めて協力会社との信頼関係の大切さと、安定した調達体制を維持する重要性を実感しました。日頃から協力会社の状況を把握し、有事の際にも迅速に対応できる関係を築いておくことが、調達担当にとって非常に重要だと考えています。
Q&A
転職に至ったきっかけ
事業基盤などが安定した企業で
長期的なキャリアを積み上げるため
前職は外資系企業だったこともあり、人材の流動性が高く、上司の異動や交代によって方針が大きく変わることも少なくありませんでした。そのため、業務そのものだけでなく、環境の変化に対応することに時間や労力を費やす場面もありました。そうした経験から、もっと地に足をつけて仕事に取り組み、腰を据えてキャリアを積み上げていきたいと考えるようになりました。そこで、安定した事業基盤を持ち、長期的な視点で成長できる日本企業への転職を検討するようになりました。
オカムラに入社を決めた理由
幅広い事業領域と技術力、
品質力、人材が魅力
オカムラはオフィス家具メーカーとして以前から知っていました。興味を持って詳しく調べてみると、オフィス分野だけでなく、商業施設や教育施設、医療施設向けの家具・什器、さらには物流システムまで幅広い事業を手掛けていることが分かりました。
オフィス家具メーカーとしてしっかりとした事業基盤を築いていることや幅広い事業領域とそれを支える高い技術力、品質力から「ここなら長期的なキャリア形成ができそうだ」と思い、入社を決めました。
オカムラの魅力や特徴
ワークライフバランスのとれた
自分らしい働き方ができる
オカムラの魅力は、働きやすい制度やワークライフバランスを重視した環境が整っていることです。特別な制度が用意されているというよりも、社員が安心して働くために必要な仕組みが当たり前のように整えられていると感じています。制度が整っているだけでなく、実際に利用しやすい雰囲気があることもオカムラの大きな特徴です。社員一人ひとりが自分らしく働きながら、仕事にも前向きに取り組める職場だと感じています。
オカムラはどんな社員が多い?
慎重に議論を重ねながらも
成功確率を高めようと挑戦する文化がある
前職は外資系企業だったこともあり、「勝算が60%程度あればまずは挑戦してみよう」という意思決定が多い環境でした。一方、オカムラには物事を慎重に検討する社員が多いと感じています。「このようなリスクも想定できるのではないか」「別の進め方のほうがより良い結果につながるのではないか」といった視点から活発に議論を重ね、成功の確率を高めていく文化が根付いています。決して挑戦を避けるのではなく、十分に議論を重ねたうえで最適な判断を導き出し、より確実に成果へつなげようとする姿勢が特徴だと思います。
入社前後のギャップについて
情報共有や部署間連携が重視され
その橋渡し役を担っている
入社前は、調達業務は協力会社とのやり取りが中心だと考えていました。しかし実際には、工作課や品質保証課、設計課など多くの部署と連携しながら業務を進める必要があり、調達担当は社内の“橋渡し役”としての役割も担っています。例えば、調達に関わる情報を部署の枠を超えて共有することで、後々のトラブルやミスを未然に防ぐことができます。また、各部署との連携を密にすることで、品質向上や業務の効率化にもつながります。入社後は、こうした情報共有や部門間のコミュニケーションが重視される企業文化に触れ、調達業務は単に物を仕入れるだけではなく、社内外をつなぎながら最適なものづくりを支える重要な役割であることを実感しています。
前職の経験が活きた点
調達先企業の特徴を
踏まえた交渉術
協力会社には、大規模な設備や多くの従業員を抱える企業もあれば、少人数で経営する町工場もあります。そのため、すべての調達先に同じアプローチや交渉方法を用いても、必ずしも良い結果につながるとは限りません。私は前職で海外からの調達業務にも携わっており、取引先ごとの規模や経営環境、企業文化に応じて、柔軟に交渉方法を変えることの重要性を学びました。現在の業務でも、その経験を活かしながら、相手の特徴や状況をしっかりと理解したうえで最適なコミュニケーションを心がけ、良好な関係づくりと円滑な調達につなげています。
仕事の大変なところ
市況の変化や世界情勢にも
目を光らせておく必要あり
最近は市況や世界情勢の変化によって、資材の安定供給が難しくなっていると感じています。特に原油やナフサの価格・供給動向は、樹脂や塗料の調達に大きな影響を与えます。調達リスクを低減するため、あらかじめ複数の調達ルートを確保するよう努めていますが、原油やナフサといった原材料そのものの流通が滞ってしまうと、調達先を変更しても十分な対応が難しい場合があります。そのため日頃から市場動向や国際情勢にも目を向け、変化の兆しをいち早く捉えることが重要だと考えています。
今後取り組んでみたいこと
SP製品の調達業務の
完全ペーパーレス化
SP製品(特注製品)の部材手配作業の工数削減に取り組みたいです。SP製品は多いときで30枚ほどの設計図面をもとに必要な資材一つひとつについて仕入れ先を選定し、膨大な枚数の発注書をFAXで送っていました。その作業にかかる時間が多くて……。現在は発注についてはペーパーレス化されましたが、その後の発注書や図面送付などの作業についてもシステム等を導入して改善していきたいです。
※所属は取材当時のものです。